私たちは特定行為研修「術中麻酔管理領域パッケージ」を修了し昨年10月より、特定行為看護師として活動しています。研修はe-learningの受講と研修施設での実習をおこないました。勤務しながらの研修でしたが、時間を確保してもらい研修を修了することが出来ました。研修修了後は、特定行為看護師として麻酔科指導医とともに術中麻酔管理をおこなっています。看護師の視点に加え麻酔科医師の視点を持つことで、単なるタスクシフトだけではなく医療の質の向上やチーム医療に貢献し、手術を受けられる患者さまにより質の高い看護を提供したいと考えています。

また当院は麻酔科学会が認定している協力施設であり、当院の周術期管理チーム看護師を対象とした「日本麻酔科学会特定行為パッケージ研修」を行っています。2023年8月急性期診療棟増設に伴い手術室が17部屋に増えました。手術件数増加に対応するため、病院としても特定行為看護師育成のサポート体制を整えています。